眠れないということなると早く寝なくてはという焦りも感じてきて余計に眠れなくなるようなことも起こるものです。
こうした状態が続くことで起こる不眠症という症状は単に体の疲れを引き出したり日中の眠気を引き出すというだけではなく生活習慣病にも関与しているということがわかってきています。
不眠症によって引き起こされる代表的な生活習慣病は高血圧と言って良いでしょう。
高血圧になる要素はもちろん全てが不眠にあるというわけではありません。
根本的には生活習慣や食生活に大きく関与していると言っても良いでしょう。
しかし、実際に不眠症の人は正常な人に比べると高血圧になるリスクが非常に高いというデーターが有ります。
眠れない、寝付きが悪い、何度も目が覚めてしまうというような人は高血圧になる確率は大きく上がっていくのです。
また、不眠症などで睡眠時間が短いという生活をしていると太っていく傾向になります。
肥満になる可能性が高くなるのです。
夜に眠れないと自然とお腹もすいてきます。
夜中に物を食べることになり結果として太っていき肥満へと向かっていくというわけです。
肥満になると糖尿病になるリスクが増します。
糖尿病になると頻尿になったり喉が渇いたり胃腸に障害が出ることも有り夜眠ることが出来なくなる可能性が出てきます。
不眠へと向かっていくのです。
こうなっていくとまさに悪循環です。
このように不眠症と生活習慣病は密接に関与している部分が結構あるのです。